Enterprise Watch
最新ニュース

日本クアンタム、保存データ容量を効率化するバックアップアプライアンス


DXiシリーズの上位モデル、DXi5500
 日本クアンタム ストレージ株式会社(以下、日本クアンタム)は4月10日、HDDベースのバックアップアプライアンス「DXiシリーズ」を国内で販売すると発表した。

 DXiシリーズは、HDDベースのデータバックアップを行うD2D(Disk to Disk)用のアプライアンス。ブロックレベルで重複しているデータを検出して重複保存しないようにする独自の「データ・デデュープ・テクノロジ」によって、従来のHDDストレージ製品と比べ10~50倍のバックアップデータを格納できるという。

 NASとしてEthernet経由でバックアップすることも、SAN(FC/iSCSI)経由の仮想テープライブラリとして利用することも可能で、ユーザーのシステムにあわせて最適な形態をとることが可能。日本クアンタムでは、データセンターでの利用のほか、WAN経由でのリモートレプリケーションなどにも利用できるとしている。

 物理容量は、2Uサイズの下位モデル「DXi3500」が1.2TB~4.2TB、5Uサイズの上位モデル「DXi5500」が3.6TB~10.8TB。いずれにも、容量の異なる4種類のラインアップが用意される。



URL
  日本クアンタム ストレージ株式会社
  http://www.quantum.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.quantum.co.jp/newsandevent/press_2007/20070410.htm


( 石井 一志 )
2007/04/10 15:56

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.