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HP Compaq 6715s/CT Notebook PC
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日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は5月10日、BTO可能な法人向けのノートPC「HP Compaq 6715s/CT Notebook PC」「同 6710b/CT Notebook PC」と、固定仕様の「HP Compaq 6710b Notebook PC」を発表した。いずれも同日より販売を開始する。
HP Compaq 6715s/CT Notebook PCは、AMD製のCPUを搭載するエントリークラスのノートPC。チップセットにAMD M690Tを採用し、CPUはデュアルコアのTurion 64 x2 TL-50(1.6GHz)/TL-60(1.8GHz)、もしくはシングルコアのモバイルSempron 3400+(1.8GHz)を選択できる。また、OSが起動しない場合でもバックアップデータの復元が可能なソフト「HP Backup and Recovery Manager」、各種セキュリティツールを一括して管理・設定できる「HP Protect Toolsセキュリティマネージャ」などを搭載した。
BTOに対応するため構成はさまざま可能だが、一例として、モバイルSempron 3400+、512MBメモリ(最大4GB)、80GB SATA HDD(5400rpm)、DVD-ROM、FastEthernet、WXGA(1280×800ドット)表示可能な15.4型液晶、Windows Vista Home Basicといった構成で6万4980円。
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HP Compaq 6710b/CT Notebook PC
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HP Compaq 6710b/CT Notebook PCは、セキュリティや堅牢性を強化したノートPC。チップセットはモバイルインテルGM965 Expressを採用し、CPUはCore 2 Duo T7100(1.80GHz)/T7500(2.2GHz)のいずれかを選択できる。
セキュリティ機能は、データの完全消去が可能な「HPディスククリーナ」を標準搭載するほか、指紋認証センサーやディスプレイののぞき見を防止する「HP プライバシーフィルタ」を選択可能。防弾素材のレキサンを用いて対摩耗性を高めた「スクラッチフリーコーティング」のパームレストへの採用、傷がつきにくい特殊コーティングによるディスプレイカバーのコーティングなどによって、長期間の使用に耐えるための設計がなされているとのこと。あわせて、HDDを振動・落下から守る「HP 3Dドライブガード」も搭載している。
こちらもBTOに対応するため構成は変更可能だが、Core 2 Duo T7100、512MBメモリ(最大4GB)、80GB SATA HDD(5400rpm)、DVD-ROM、Gigabit Ethernet、WXGA表示可能な15.4型液晶、Windows Vista Home Basicといったモデルでは11万4450円になる。
最後のHP Compaq 6710b Notebook PCは、HP Compaq 6710b/CT Notebook PCの固定仕様モデル。Windows XPモデルとWindows Vistaモデルの2製品が発売される。
価格は、Core 2 Duo T7100、1GBメモリ(最大4GB)、80GB SATA HDD(5400rpm)、DVD-ROM/CD-RWコンボドライブ、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g無線LAN、WXGA表示可能な15.4型液晶、Windows XP Professionalといった構成のWindows XPモデルで17万8290円。また、光学ドライブをスーパーマルチドライブに、OSをWindows Vista Businessに変更したWindows Vistaモデルでは18万8790円となっている。
■ URL
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
ニュースリリース
http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2007/fy07-090.html
( 石井 一志 )
2007/05/10 12:31
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