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VersaPro タイプVD
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日本電気株式会社(NEC)は5月10日、法人向けノートPC「VersaProシリーズ」、デスクトップPC「Mateシリーズ」のラインアップに、インテルCentrino Proに対応したモデルなど、12製品30モデルを追加すると発表した。
新製品が提供されるのは、Centrino Pro対応モデル「VersaPro タイプVD」、軽量ノートPC「VersaPro UltraLite タイプVC」「同 タイプVM」、液晶一体型PC「MateタイプMF」など。
これらのうちVersaPro タイプVDでは、デスクトップ向けプラットフォーム「vPro」と同等の機能を搭載。管理ソフトとの連携により、電源が入っていない状態でもPCの資産情報や動作状態をネットワーク経由で確認したり、リモートで電源を立ち上げて保守を行ったりすることができる。さらに、フラッシュメモリによるディスクキャッシュの利用で、バッテリ駆動時間の延長やシステムの応答性向上などが実現可能な、インテル ターボメモリー(開発コード名:Robson)の搭載にも対応した。
VersaPro UltraLiteの2製品では、Core 2 Duoの搭載で基本性能を強化するとともに、本体重量を軽量化。VersaPro UltraLite タイプVCの最軽量時で958gの軽量を実現している。また、NEC独自のセキュリティソフト「SecureRedirector」を搭載すると、データ保存の際に、ユーザに意識させることなく、内蔵HDDではなくファイルサーバーへ保存するようにすることもできる。
MateタイプMFでは、HDDにフラッシュメモリを内蔵したハイブリッドHDDを採用し、OS・ソフトの起動高速化や、スリープ状態からの復帰時間の短縮を実現している。あわせてこの製品でもCore 2 Duoを採用し、基本性能を向上させている。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0705/1001.html
( 石井 一志 )
2007/05/10 18:25
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