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パラレルACOS i-PX7300EX
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日本電気株式会社(以下、NEC)は5月29日、汎用小型コンピュータの新製品「パラレルACOS i-PX7300EX」を発表した。7月17日より出荷を開始する。
i-PX7300EXは、Xeonプロセッサを採用しながらも、メインフレームの信頼性や資産を利用できるようにした製品。従来製品「i-PX7300V」の後継にあたり、デュアルコアXeon 2.6GHzの搭載などによって、価格性能比を最大2倍に高めているのが特徴という。月額使用料金は、エントリー製品の「モデル30EX」で24万円(税別)から。
同時に周辺ソフトウェア、ハードウェアの強化も図られた。ソフトウェアではまず、ジョブ制御言語やプログラムなどのシステム資産を可視化する「ACOS-2 VisualResourceManager」を発売するほか、ログ情報をもとに、システムの運用状況をレポーティングする「ACOS-2 SystemReporter」も提供される。月額使用料金はいずれも9000円(税別)から。
ハードウェアでは、1GBあたりの価格を現行製品と比べて10%低減させたストレージ「N3721ディスクアレイ装置」や、週単位でのセーブ/リストア処理が容易なバックアップ装置「N3622集合型カートリッジ磁気テープ装置」が製品化されている。月額使用料金はそれぞれ、3万5000円(税別)、8万7000円(同)。
NECではi-PX7300EXについて、今後2年間に200台の販売を見込んでいる。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0705/2901.html
( 石井 一志 )
2007/05/29 15:41
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