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FeliCa方式の非接触ICカードリーダ/ライタをパームレスト部に内蔵
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三菱電機株式会社は6月19日、ビジネス向けPC「apricotシリーズ」の新製品として、非接触ICカードによるログイン機能を搭載したノートPC「AL C2シリーズ」を発表した。6月22日から受注を開始する。
AL C2シリーズは、FeliCa方式の非接触ICカードリーダ/ライタをパームレスト部に内蔵したモバイルノートPC。ICカードをかざすだけでログインが可能で、昨今のPC紛失・盗難による情報漏えいのリスクを面倒な操作なしに低減できるのが特徴だ。Webページや各種アプリケーションとID・パスワードを対応づけるソフト「マップユーティリティー」を利用することで、OSログイン以外の認証にもICカードを使うことが可能という。
モデルとしては、Windows Vista BusinessとWindows XP Professionalを搭載した2モデルを用意。プロセッサにCore 2 Duo超低電圧版 U7500(1.06GHz)を採用し、Centrino Duoプロセッサテクノロジにも対応する。メモリは512MB、1GB、1.5GBから選ぶことが可能。無線LANとしては、802.11a/b/g、J52/W52/W53に対応した。
価格は26万8000円。三菱電機では、apricotシリーズとして年間6万台の販売を見込む。
■ URL
三菱電機株式会社
http://www.mitsubishielectric.co.jp/
製品紹介ページ
http://www2.mdit.co.jp/service/apricot/
( 川島 弘之 )
2007/06/19 12:41
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