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日本HP、中小企業向けの1.5TBディスクバックアップ新製品など |
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DATとLTO Ultriumの新世代製品およびロードマップも発表
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中小企業に最適なディスクバックアップ新製品の「HP StorageWorks D2D120 Backup System（以下、D2D120 Backup System）」では、ユーザー領域として1.5TBの容量を実現し、ネットワーク上の4台までのサーバーから同時にバックアップが可能。リストア時に必要なファイルをテープの初めから読み込んで探さなければならないテープ型のバックアップ製品と違い、ランダムアクセスによる効率的なデータリストアが行えるのが特徴という。価格も28万円（税別）と、「IT投資額の少ない中小企業にも手の出しやすい価格を実現」（ストレージワークス製品本部 プロダクトマーケティング部の山岡正誠氏）しており、7月中旬から出荷を開始する。 DATドライブ製品としては、「HP StorageWorks DAT160テープドライブ（以下、DAT160テープドライブ）」を投入。第6世代のDDS技術を採用し、2：1圧縮時でカートリッジ1本当たり160GBのバックアップ容量と、50GB/時のバックアップスピードを実現している。またラインアップとしてはSCSI接続モデルに加え、プラグ＆プレイが可能なUSB 2.0モデルも用意し、導入の敷居を下げた。それぞれに内蔵型、外付け型を提供する。価格はUSBモデルの内蔵型が14万円（税別）、外付け型が16万円（同）、SCSIモデルの内蔵型が15万円（同）、外付け型が17万円（同）。7月中旬から出荷を開始する。 中小企業のバックアップ環境の課題として山岡氏は、「そもそもバックアップを取っていなかったり、取っていてもリストア要求を想定しておらず、いざリストアが必要なときに即座に対応できなかったりする場合がある」といった点を指摘。その上で、「D2D120 Backup Systemを導入すれば、こうした実運用上の問題もクリアすることができる。さらにDAT160テープドライブも組み合わせれば、一次バックアップ用にHDD型を利用し、長期保存用にテープドライブを利用するD2D2T（Disk to Disk to Tape）のバックアップ環境も容易に実現できる」とした。
なお米HP、ストレージワークスディビジョン データプロテクション＆セキュリティプロダクト ディレクタのアダム・シュー氏が、この分野での積極的な取り組みをあらためてコミッションし、今回の第6世代のDAT製品に続く、第7世代および第8世代の開発も順調だと説明した。「今後の方針としては、今回から採用したワイドメディアの性能を生かして、さらにハイパフォーマンス、大容量化をめざす」とのこと。LTOについても、第5世代および第6世代のロードマップを明らかにし、「1世代進むごとに容量を倍々にしていく」などとした。
■ ＵＲＬ 日本ヒューレット・パッカード株式会社 http://www.hp.com/jp/ ニュースリリース http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2007/fy07-120.html
（ 川島 弘之 ）
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