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C3530MFP
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前野幹彦社長
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株式会社沖データは7月9日、オフィス向けのA4カラー複合機「C3530MFP」を発表した。価格は17万6400円で、8月下旬より出荷を開始する。
C3530MFPは、オフィスでの利用を想定したA4カラー複合機で、小型カラーLEDプリンタ「C3400n」をベースに、コピー、FAX、スキャナの機能が付加されている。印刷速度はカラー16枚/分、モノクロ19枚/分。USBとネットワークの両接続方式に対応した。
特徴は、多彩なデータ出力機能を備えること。用途に応じてメールやFTP、USBメモリなどにデータを直接送付できる5つの「スキャンTo」機能を持ち、ユーザーの利便性を向上させている。また、一度の操作で複数のC3530MFPへ印刷を行える同報印刷機能も搭載。VPNを経由して遠隔地へ出力することもできるため、FAXの同報送信を利用して行っている配信作業を置き換えれば、通信費の削減に貢献可能という。
さらに小型機ながら中規模企業以上での利用も視野に入れて、ID入力によるセキュリティ機能も搭載した。ユーザーやグループごとに固有のIDを設定し、ID単位で利用できる機能の制限を行えるため、情報漏えいの抑制や想定外の仕様によるコスト増などを防止できるとのこと。
前野幹彦社長が示したデータによると、現在の国内複合機市場では大部分をA3のカラー/モノクロ型が占めており、A4カラー型のシェアはわずかに1%程度に過ぎないという。同社長は、「書類は95%以上がA4サイズで、ユーザーはたまにA3を印刷するために高いA3機を購入している」という現状を指摘した上で、「オフィス市場の中で一般化しているA4サイズの紙をA4プリンタで出力する市場を作っていきたい。使い勝手がいい、速い、といった点をキーポイントに、欧米で作ってきた市場を国内でも狙いたい」と意気込みを示した。沖データでは、年間2万台の販売を見込む。
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B2200n
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また今回は同時に、A4モノクロ対応のLEDプリンタ「B2200n」も発表した。MICROLINE 8wシリーズの後継製品にあたり、コンパクトなサイズはそのままに、ネットワーク対応を実現。印刷速度も、8枚/分から20枚/分へと大幅に向上させた。ワークグループでの共有プリンタ、もしくは特定システムにおける専用出力装置としての用途を想定している。価格は4万1790円で、7月中旬の出荷開始を予定。沖データでは年間1万台の販売を見込む。
■ URL
株式会社沖データ
http://www.okidata.co.jp/
ニュースリリース
http://www.okidata.co.jp/info/2007/news_070702.html
http://www.okidata.co.jp/info/2007/news_070701.html
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