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サン、Xeon・Opteron・UltraSPARCを搭載した異種ブレード対応のブレードシステム |
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今回発表されたSun Blade 6000モジューラ・システムは、3種類のプロセッサと、Solaris、Windows、LinuxのマルチOSをサポートしたブレードシステム。各サーバーモジュールにサービスプロセッサを搭載することで、個々のブレードをラック型サーバーと同様に個別管理できるのが最大の特長。特に、電源装置や冷却機能を共有化することで、エネルギー効率の向上を実現。既存の1Uラックサーバーと比べ、電源装置・冷却ファンの数でそれぞれ10分の1に削減している。 同社マーケティング統括本部長の九里禎久氏は、「従来のブレードサーバーは、I/Oやプロセッサなどの制限が存在していた。今回発表した製品は、こうした制限を取り除いた革新的な製品」と紹介。「メモリ容量をラック型サーバーと同等の64GBまで搭載でき、また、各サーバーモジュールにPCI Expressを2個搭載できる。また、ホットスワップに対応しており、スロットごとに独立してI/Oを拡張することができる」と、ラック型サーバーの利点とブレードサーバーの利点を兼ね備えた製品であると説明した。
Sun Blade 6000シャーシは、10Uラックサイズの筐体に10枚のサーバーモジュールを搭載可能な製品。価格は、82万3000円（税別）から。 Sun Blade X6250サーバ・モジュールは、クアッドコアXeon 5300番台およびデュアルコアXeon 5100番台を最大2基搭載可能なサーバーモジュール。Sun Blade X6220サーバ・モジュールは、デュアルコアOpteronを最大2基搭載可能なサーバーモジュール。どちらもメモリは最大64GBまで搭載可能。RAID 0/1構成が可能な2.5インチSAS/SATA HDDを最大4台搭載可能。また、Gigabit Ethernet×2、PCI Express×4を搭載している。対応OSは、Solaris 10、Linux、Windows Server、VMware ESX Server。価格は、Sun Blade X6250サーバ・モジュールが55万4000円（税別）から。Sun Blade X6220サーバ・モジュールが59万9000円（税別）から。 Sun Blade T6300サーバ・モジュールは、UltraSPARC T1を1基搭載可能なサーバーモジュール。最大8個のCPUコアを持っており、最大32スレッドの同時処理が可能となっている。メモリは最大32GBまで搭載可能。RAID 0/1構成が可能な2.5インチSAS/SATA HDDを最大4台搭載可能。また、Gigabit Ethernet×2、PCI Express×4を搭載している。RAID 0/1構成が可能なSAS/SATA HDDを最大4台搭載可能。対応OSは、Solaris 10。価格は、89万9000円（税別）から。
■ ＵＲＬ サン・マイクロシステムズ株式会社 http://jp.sun.com/ ■ 関連記事 ・ 米Sun、初のIntelベースのブレードサーバーを含むブレードシステム（2007/06/07）
（ 福浦 一広 ）
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