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デル、直流電源対応のラック型サーバー-給電効率の向上を実現


PowerEdge 2950 直流電源構成
 デル株式会社は7月18日、x64サーバー製品群「PowerEdgeシリーズ」において、2Uラック型サーバー「PowerEdge 2950」を直流電源(DC)に対応させた「同 直流電源構成」を発表した。同日より販売を開始する。

 PowerEdge 2950 直流電源構成は、直流対応の電源ユニットを搭載した2Wayサーバー。一般的にサーバーなどのIT機器は交流電源(AC)入力になっているが、CPUの動作電流が直流であるため、3段階の変換が発生してしまい、変換ロスや発熱による無駄な電力ロスが生じているという。そこで今回の新製品では、直流電源入力に対応させることにより、商用電源からの変換を1回で済ませられるようにした。これによって、発熱の低減、給電効率の向上が見込めるとのこと。

 標準構成では、冗長化された電源ユニットと、3.5型HDDを最大6台まで搭載可能なシャーシが提供される。価格は、デュアルコアのXeon 5148LV(2.33GHz)×1、1GBメモリ、80GB SATA HDD、OSなし、Gigabit Ethernet、といった構成で42万8400円から。拡張性などは通常のPowerEdge 2950と同様としている。



URL
  デル株式会社
  http://www.dell.com/jp/
  プレスリリース
  http://www1.jp.dell.com/content/topics/segtopic.aspx/pressoffice/2007/070718?c=jp&l=ja&s=corp


( 石井 一志 )
2007/07/18 14:11

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