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日本IBM、ブレードサーバー向けのソリッド・ステート・ドライブ-最大容量31.6GB


SSD
 日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は7月31日、ブレードサーバー用の内部記憶装置としては業界で初めて半導体メモリを採用した「ソリッド・ステート・ドライブ(以下、SSD)」を発表した。IBM製ブレードサーバー「IBM BladeCenter モデルHS21 XM」を購入した場合のオプションとして提供される。IBMダイレクト価格は、7万7700円(シングルタイプ:容量15.8GB)または15万5450円(デュアルタイプ:容量31.6GB)で、8月15日から出荷を開始する予定。

 SSDは、HDDではなく半導体メモリを採用したブレードサーバー用の内部記録装置。アクセス速度の速いメモリを採用するととともに、高速転送が特長のSATAインターフェイスを採用したことで、HDDに比べ最大23倍のアクセス速度を実現したという。消費電力面でもおよそ87%へ削減。これは「14枚のブレードサーバーをシャーシに搭載した場合、約1台分の消費電力を節約できる計算だ」(日本IBM)としている。

 そのほかにも、0度から70度までの温度で動作を保証するほか、HDDと比べて約3倍の耐故障性を持つとし、「SSD単体でHDD2台によるRAID-1(ミラーリング)構成を組む以上の信頼性を実現している」(同社)とアピールした。

 なお日本IBMでは創立70周年を記念して、デュアルタイプのSSDを先着100台に限り、70円/台にて提供するとしている。条件は同時にIBM BladeCenter モデルHS21 XMを購入すること。8月1日から9月15日までの期間、所定のキャンペーンサイトから申し込みを受け付ける。



URL
  日本アイ・ビー・エム株式会社
  http://www.ibm.com/jp/
  SSDキャンペーン申し込みサイト
  http://www.ibm.com/jp/bk/ssd70/
  プレスリリース
  http://www-06.ibm.com/jp/press/20070731002.html


( 川島 弘之 )
2007/07/31 16:02

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