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NEC、仮想PC型シンクライアントシステムのサーバーセットモデル |
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日本電気株式会社（NEC）は8月1日、OSとアプリケーション環境をまるごと仮想化し、サーバー上で稼働させる仮想PC型のシンクライアントシステム「VirtualPCCenter」において、サーバーセットモデル「Express5800/120Ri-2 VPCC 仮想PCサーバ」を提供すると発表した。価格は195万円（税別）から。 Express5800/120Ri-2 VPCC 仮想PCサーバは、シンクライアントシステムのミドルウェアとクライアントOS（20台分）をサーバーへプリインストールしたパッケージ製品。必要なハードウェア、ソフトウェアを一式そろえているので、購入後に簡単な作業で利用を開始できるという。クライアントOSはWindows XPを利用する。 ハードウェアプラットフォームには、クアッドコアXeonを搭載したサーバーを採用し、従来のセットモデルと比べて2倍の、1サーバーあたり端末40台の同時接続を実現した。また、従来モデルと比べた1端末あたりの初期導入コストを、約19万円から16.9万円へ低減したほか、1端末あたりのサーバー消費電力を50％削減したとのこと。 今回は同時に、外部ストレージを用いるタイプの「Express5800/120Rg-1 VPCC仮想PCサーバ（SANモデル）」、仮想PC型シンクライアント専用の外部ストレージ「VPCC SANストレージ S2」、既存PCをシンクライアント端末化するソフトウェア「SigmaSystemCenterソフトウェア シンターミナル」もあわせて発表されている。 ■ ＵＲＬ 日本電気株式会社 http://www.nec.co.jp/ プレスリリース http://www.nec.co.jp/press/ja/0708/0103.html ■ 関連記事 ・ NEC、「ネットブート型」「仮想PC型」など3種のシンクライアントソリューション（2005/04/25）
（ 石井 一志 ）
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