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HP Compaq Business Desktop dc7800シリーズのうち、ウルトラスリム型の「dc7800 US」(液晶モニタは別売)
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日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は9月6日、企業向けデスクトップPC「HP Compaq Business Desktop dc7800シリーズ」「HP Compaq Business Desktop dx7400シリーズ」を発表した。いずれもオンラインストア「HP Directplus」などで、同日より販売を開始する。
dc7800シリーズは、「dc7700シリーズ」の後継として提供されるデスクトップPCで、最新のインテルQ35 Expressチップセットを採用したほか、高性能・省電力のCPU、Core 2 Duo/Quadも搭載可能。ネットワーク経由でPCの遠隔一括管理が可能なインテルvProテクノロジや、インテルAMT 3.0にも対応できる。また、約1年間同じプラットフォームの製品を提供するため、クライアントPCを数回に分けて導入する企業に対しても安定した製品供給が可能という。
ラインアップとしては、ミニタワー型「dc7800 MT」省スペース型「dc7800 SF」、もっともコンパクトなウルトラスリム型「dc7800 US」の3つを用意し、必要に応じて選択できるようにした。このうちdc7800 USについては、前モデルdc7700 USから、体積比で約46%スリム化されているという。なお今後は、モニタの背面に本体を装着できる専用マウントキットとPC本体、モニタをセットにしたモデルも提供する予定。
各モデルともBTOに対応するため構成はさまざま可能だが、一例として、Core 2 Duo E4400(2GHz)、512MBメモリ(最大8GB)、80GB SATA HDD(7200rpm)、DVD-ROMドライブ、Windows XP Professionalといったスペックのdc7800 MTで11万250円から。
また、Core 2 Duo E4400、512MBメモリ(最大4GB)、80GB SATA HDD(5400rpm)、DVD-ROMドライブ、Windows XP Professionalといった構成例のdc7800 USでは10万8150円から。
一方のdx7400シリーズは、「dx7300シリーズ」の後継モデルとして提供される低価格製品。ラインアップは、マイクロタワー型「dx7400 MT」と省スペース型「dx7400 SF」の2タイプが用意された。チップセットは、インテルQ33 Expressを採用している。
こちらもBTOに対応するため、構成はさまざま可能。Core 2 Duo E4400、512MBメモリ(最大8GB)、80GB SATA HDD(7200rpm)、DVD-ROM、Windows XP Professionalといった構成のdx7400 MTでは8万6100円から。
■ URL
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
ニュースリリース
http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2007/fy07-155.html
( 石井 一志 )
2007/09/06 15:48
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