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HP ProLiant DL580 Generation 5
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日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は9月6日、x86サーバー製品群「HP ProLiantシリーズ」のラインアップに、クアッドコアCPUのXeon 7300番台搭載サーバー2製品を追加すると発表した。
今回発売されるXeon 7300番台搭載製品は、4Wayのラックマウント型「HP ProLiant DL580 Generation 5(G5)」、4Wayサーバーブレード「HP ProLiant BL680c G5」の2つ。このうちDL580 G5はラックマウント型のハイエンド製品で、高さ4Uサイズの筐体に最大4基/16コアのCPUを搭載できる。また128GBのメモリ、16基のHDDを搭載できる拡張性を備えており、HPCはもちろんのこと、データベース、メッセージング、業務アプリケーションといった、企業内の幅広いアプリケーションに適用できるという。価格は174万1950円からで、11月上旬の出荷開始を予定する。
一方のBL680c G5も、最大4基/16コアのCPUを搭載可能なハイエンドサーバーブレード。最新型ブレードサーバーシステム「HP BladeSystem c-Class」に対応しており、1つの筐体に8枚まで搭載できる。最大構成時には、10Uサイズで128コアの高密度を実現できるので、科学技術計算やデータベース、高負荷のアプリケーション処理などでの利用に適するとのこと。価格は170万1000円からで、11月上旬の出荷開始を予定する。
また今回は同時に、既存サーバーにおいても、最新クアッドコアCPUのXeon 5300番台、デュアルコアOpteronの両CPU搭載モデルを発売するほか、サーバー製品68モデルについて、最大31%の価格改定を実施した。
■ URL
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
ニュースリリース
http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2007/fy07-154.html
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( 石井 一志 )
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