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Hitachi Universal Storage Platform VM
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株式会社日立製作所(日立)は9月11日、仮想化機能を備えたエントリークラスのディスクアレイ「Hitachi Universal Storage Platform VM」(以下、USP VM)を発表した。9月12日より販売を開始する。価格は、ファイバチャネル(FC)8ポート、物理容量357GBの最小構成で4887万9600円から。
USP VMでは、大規模向けディスクアレイ「Hitachi Universal Storage Platform V」(以下、USP V)で提供されている仮想化機能やデータレプリケーション機能を、10Uサイズのコントローラで実現。ボリューム容量の仮想化機能「Hitachi Dynamic Provisioning(HDP)」によって、ストレージの物理容量に依存せずにボリュームを構築できる。また、物理的なHDDは、サーバー側の設定変更やシステム停止をせずに増設可能という。
さらに、従来機でもサポートしていた外部ストレージ接続機能を拡張し、仮想化容量を従来比6倍の最大96PBに拡張するとともに、HDDへの転送速度を従来比2倍の4Gbpsへ高速化している。今後は、USP VやUSP VMの外部接続ストレージに対しても、HDPを適用できる機能強化を行う予定だ。
加えて、USP Vが備える、搭載CPU間で付加をロードバランスする技術にも対応しており、時間ごとに業務の付加バランスが変動するような業務環境でも、ストレージのパフォーマンスを最大化できるとのこと。
なお今回は同時に、ストレージ管理ソフトやストレージサービスも各種強化・拡充されている。
■ URL
株式会社日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/
ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2007/09/0911.html
( 石井 一志 )
2007/09/11 12:05
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