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Hitachi Simple Modular Storage 100
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株式会社日立製作所(日立)は10月16日、ローエンドのiSCSIディスクアレイ「Hitachi Simple Modular Storage 100」を発表した。主にSMB市場へ向けて、同日より販売を開始する。
Hitachi Simple Modular Storage 100は、中堅企業の中核システムや小規模な部門システムでの利用を想定したディスクアレイ。専用の「簡易セットアップウィザード」を用いることで、開梱からサーバーによる認識までの過程を約30分で実行できるほか、「アクティブ・アクティブ・コントローラ」などの採用により、運用面でもシステム管理者の負担を大幅に軽減したという。
また、パリティを二重に確保するRAID 6や、主要コンポーネントの二重化・冗長化などによって信頼性を強化した。メンテナンス性の高さも特徴で、HDD障害時には保守Webポータルから容易に保守用のHDDを発注可能。HDD到着後に、保守専用スロット「Repair Slot」へ挿入するだけで、元の冗長度を回復できるという。さらに、複数のHDDやコントローラに障害が発生した場合でも、「Auto-Migration」機能によってユーザーデータと管理情報を容易に新装置へ移行可能とのこと。
価格は、iSCSIが4ポート、HDD物理容量855GBの構成で99万7500円から。SAS HDDモデルは10月31日より、SATA HDDモデルは11月30日より出荷を開始する。
■ URL
株式会社日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/
ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2007/10/1016.html
( 石井 一志 )
2007/10/16 11:34
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