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日立、低消費電力版クアッドコアXeonを搭載する省電力サーバーなど


HA8000-es/RS210
 株式会社日立製作所(日立)は10月25日、IAサーバー「HA8000シリーズ」のラインアップに、省電力型の「HA8000-esシリーズ」を追加したと発表した。また同時に、HA8000シリーズのラインアップを一新し、システム性能・機能を強化している。

 HA8000-esシリーズは省電力タイプのIAサーバー。低消費電力型Xeonの採用(2Wayモデルのみ)や、消費電力の少ない2.5型SAS HDDの採用(同)、筐体内の温度に応じたファン回転速度の最適化などによって、消費電力の削減を実現したという。具体的には、HA8000シリーズの標準モデルと比較して、最大で約23%の省電力化が行われているとのことで、大量にサーバーが導入されるデータセンターなどに向くとしている。

 価格例は、デュアルコアのXeon 3075(2.66GHz)を搭載した1Wayサーバー「HA8000-es/RS110」で37万6950円から。また、クアッドコアのXeon L5320(1.86GHz)を搭載した2Wayサーバー「HA8000-es/RS210」が51万2400円から。

 またHA8000シリーズのエントリーからハイエンドまでの全モデルにおいて、最新のクアッドコアCPUに対応し、処理性能の向上を図った。さらにタワー型サーバーでは、オフィスなどへの設置性を向上させる目的で、約40dB以下の静音性を実現したほか、ラック型サーバーでは、筐体を薄型化したという。加えて、筐体前面からエラー状態を確認できる機能の追加、SAS-RAIDモデルでのRAID 6サポートなどにより、障害時のダウンタイム短縮を図るとのこと。

 価格例は、タワー型「HA8000/TS10」が19万1100円から、ラック型「HA8000/RS110」が25万6200円から。



URL
  株式会社日立製作所
  http://www.hitachi.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2007/10/1025.html


( 石井 一志 )
2007/10/25 11:41

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