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VTrak E-Classシリーズ
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米PROMISEのシニアマーケティングスペシャリスト、ポール・マクレオド氏
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米PROMISE TECHNOLOGY(以下、PROMISE)は10月29日、ハイエンドストレージ製品の日本市場投入に伴う製品のお披露目を行った。
PROMISEは、1989年に米国カリフォルニア州で設立されたストレージベンダーで、ATAのRAIDカード/コントローラの分野で大きな実績をあげてきたという。またその後は、SATAのRAIDカードやiSCSIアレイなどを手がけ、さらに今回はSAS/SATA両対応のストレージアレイ「VTrak E-Classシリーズ」を市場に投入するに至った。
VTrak E-Classシリーズでは、HDD×16を搭載可能な3Uサイズの「610シリーズ」と、HDD×12を搭載可能な2Uサイズの「310シリーズ」の2つの製品系列を用意するとともに、そのそれぞれについて、ファイバチャネル(FC)接続向け、SAS接続向けの製品をラインアップしており、SAN、DASの両用途をカバーできる。また拡張シャーシ「VTrak J-Classシリーズ」を接続すれば、最大80基(610シリーズの場合)までのHDDを搭載可能。大規模環境での利用にも十分対応できるとしている。
さらにE-Classシリーズでは、高い信頼性を持つ点も特徴という。単一障害点を持たない、冗長性を確保したデュアルコントローラ構造を採用するほか、2つのパリティを確保したRAID 6のサポート(610シリーズのみ)、ホットスワップ対応の冗長電源・冷却モジュールの採用などで、信頼性を高めている。
PROMISEのシニアマーケティングスペシャリスト、ポール・マクレオド氏は、「当社は、信頼性のある製品の提供を第一にしてきたので、信頼性の高い製品が求められる日本に合うだろう。ぜひ、市場を拡大したい」と述べた。
■ URL
米PROMISE TECHNOLOGY
http://jp.promise.com/
( 石井 一志 )
2007/10/29 17:36
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