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日立、IPベースのリモートバックアップに対応する高拡張性のNAS |
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Essential NASは、コストパフォーマンスに優れたNASゲートウェイ製品。日立ディスクアレイサブシステム製品を、ユーザーのニーズに応じて選択し接続することが可能。既存SAN（Storage Area Network）を有効に活用することもできるので、導入コスト削減が見込めるという。 性能面では、最大16GBまでメモリを増設することで、ノードの単体性能の向上やクライアント増加に対するセッション数増加に対応する。また段階的にクラスタを追加することで、システム性能要件に対して適切なサイズのクラスタ構築を可能にするなど、柔軟な拡張性を実現した。さらに従来機種と比べてクラスタ性能を約2.2倍に向上。最適なディスクアレイサブシステムと組み合わせることで、コストパフォーマンスに優れたNASシステムを構築できるとしている。 対応ディスクアレイサブシステムは、「Universal Storage Platform V/VM」「Network Storage Controller NSC55」「Adaptable Modular Storage 1000/500/200」など。 そのほか、オプションでIP回線を利用したリモートバックアップにも対応。既存のIPネットワークを使って、災害・障害リスクへの対応を低コストに実現できる。併せて、バックアップの標準プロトコル「NDMP」にも対応。LAN経由のNDMPリモートバックアップ、SAN経由のローカルバックアップともにサポートしている。バックアップ用のサーバーが不要な「サーバーレスバックアップ」も可能とのこと。 ボリューム容量やストレージデバイスの仮想化機能にも対応する。 同NASの価格は、1517万7750円から。IPベースのリモートバックアップを可能にする「Hitachi NAS Replication Utility for SyncImage」が、1050万円から。 なお製品発売と同時に、リモートバックアップシステムの設計・構築を行う「Hitachi NAS Remote Copy Design＆Implementation service」や、NDMPなどによる各種バックアップシステムの設計・構築を行う「Hitachi NAS Backup/Restore Design＆Implementation service」などのストレージサービスも提供を開始する。 ■ ＵＲＬ 株式会社日立製作所 http://www.hitachi.co.jp/ ニュースリリース http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2007/11/1113a.html
（ 川島 弘之 ）
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