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日立、POWER6を搭載したエンタープライズサーバー・エントリ2機種 |
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EP8000シリーズは、メインフレームクラスの信頼性と可用性を備えるというサーバーシリーズ。今回ラインアップした両製品は、小規模～中規模システムを対象としたエントリモデルとなっており、いずれもタワー型・ラックマント型を取りそろえている。 EP8000 550では、POWER6（3.5/4.2GHz）を最大8基搭載可能で、従来モデルに比べて最大1.7倍のトランザクション処理性能を実現。メモリは最大256GB、PCIスロットはI/Oドロワーを接続することで最大59スロットまで拡張できる。小規模から中規模の業務システム、データベース、オンライントランザクション処理システムなどを対象とする。 一方の同 520では、POWER6（4.2GHz）を最大4基搭載可能。下位クラスのエントリモデルでありながら、メモリは最大64GB、PCIスロットはI/Oドロワーにて最大60スロットまで増強できるなど、高い拡張性を備えている。小規模の業務システムやデータベースに最適という。 機能面では、従来よりEP8000シリーズで提供してきた「動的プロセッサ切り離し機能」「PCIバス障害回復機能」などに加え、新たに「命令リトライ・リカバリ機能」をサポート。これにより、プロセッサ内部での命令実行中にエラーが発生した場合にも、処理を止めることなく業務を継続できるという。 さらにPOWER6の仮想化機能「ライブ・パーティション・モビリティ機能」もサポートする予定。これは、稼働中のサーバー間でパーティションの移設を可能にする機能で、サービスを止めずにメンテナンスが行えるため、システム管理効率やサーバー使用効率を向上するとのこと。 価格は、EP8000 550が683万7600円から、同 520が166万6350円から。 ■ ＵＲＬ 株式会社日立製作所 http://www.hitachi.co.jp/ ニュースリリース http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2008/01/0130.html
（ 川島 弘之 ）
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