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富士通、クアッドコアXeon 5400番台を搭載するブレードサーバーなど

100V電源対応のブレードサーバー筐体も発売

PRIMERGY BX620 S4
 富士通株式会社は2月15日、IAサーバー「PRIMERGY」の新製品として、ブレードサーバーや2Wayサーバーなど全5機種を発表した。同日より販売を開始する。

 今回発売されるのは、ブレードサーバー「PRIMERGY BX620 S4」、2Wayタワー型「同 TX300 S4」、1Wayタワー型「同 TX150 S6」、2Wayラック型「同 RX300 S4」「同Y RX200 S4」の5機種。このうちBX620 S4では、サーバーブレードのCPUに、最新のクアッドコアXeon 5400番台、もしくはデュアルコアXeon 5200番台を採用し、従来製品と同等の消費電力で性能向上を実現するという。また一般オフィスでの利用がしやすいよう、AC100V電源対応のブレードサーバー筐体「PRIMERGY BX600 S3」シャーシを新たにラインアップし、ユーザーの選択の幅を広げている。

 なおブレードサーバー関連では、顧客システムの提案・設計・構築を支援する「ブレードシステムセンター」を、東京・浜松町にある「Platform Solution Center」内に新設し、いっそうのビジネス拡大を図るとしている。

 一方、タワー型やラック型の4機種においても、クアッドコアXeon 5400番台、もしくはデュアルコアXeon 5200番台を搭載。基本性能を強化している。またこれらの機種では、搭載可能なメモリ容量を拡大したほか、2Wayサーバーでは、メモリの信頼性を向上させるスペアメモリ機能、メモリミラーリング機能に対応したとのこと。

 さらにTX300 S4、TX150 S6、RX200 S4では、従来のSAS HDDに加え、SATA HDDをサポートしたモデルを提供。TX300 S4とRX200 S4では、2.5型 SAS HDDを内蔵するモデルも提供するなど、HDDのラインアップを拡充している。

 各製品の価格は、BX620 S4のサーバーブレードが43万円(税別)から、BX600 S3 シャーシが35万円(同)、TX300 S4が23万4000円(同)から、TX150 S6が14万9000円(同)から、RX300 S4が32万8000円(同)から、RX200 S4が28万7000円(同)から。



URL
  富士通株式会社
  http://jp.fujitsu.com/
  ニュースリリース
  http://pr.fujitsu.com/jp/news/2008/02/15.html


( 石井 一志 )
2008/02/15 13:29

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