 |
 |
|
|
| 最新ニュース |
|
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
日本HP、デュアルコアのItaniumを8コア搭載できるUNIXサーバーブレード |
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
高信頼のUNIXでブレードをミッションクリティカル環境へ
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
BL870cは、「HP BladeSystem c-Class（以下、c-Class）」に搭載可能なUNIXサーバーブレード。c3000エンクロージャに2枚、c7000エンクロージャに4枚搭載できる。特長は最大4プロセッサ・8コアに対応した点で、従来製品の「BL860c」と比べると、CPU数、メモリ容量、HDD容量いずれにおいても2倍の拡張性を実現している。 これにより、ラックマウント型サーバーの「HP Integrity rx6600（以下、rx6600）」と同等の性能を実現した。さらにrx6600と比べると、「2.6倍のスペース効率、最大25％の消費電力削減を実現しており、強力にグリーンITを推進する製品だ」と、エンタープライズストレージ・サーバ（ESS）事業統括 BCSビジネス本部 サーバ・マーケティング部長の森成隆氏はアピールする。
森氏も、「新製品は分散するDBシステムの集約に効果を発揮する」と発言。具体的には“Oracle Database on Solaris”の環境からHP-UXへのリプレースを狙う意向を見せた。「例えば、BL870cとSun Fire V490を比較すると、Itaniumを採用するBL870cの方がOracle Databaseのライセンスコストが安く済む。当社の検証では、パフォーマンスも1.6倍に増加し、かつ、設置スペースも大きく削減することができる」とメリットを訴求。その上で、検証機の無償提供、無償ライセンス移行、Sunサーバー引き取り、無償移行アセスメントなどのSolarisからの移行を支援するための各種プログラムを紹介した。こうした施策により、ブレードサーバー市場の50％シェア獲得をめざす意向。 2008年第1四半期、ワールドワイドでのESS事業の業績では、48億ドルの売り上げ（対前年同期比9％増）を達成。それを大きくけん引したのが、Industry Standard Servers（ISS）事業におけるブレード製品と、Business Critical Systems（BCS）事業におけるIntegrityサーバー製品だったという。BCS事業においても、今回発表したようなUNIXベースのブレード製品とハイエンドモデルの「HP Intergrity Superdome」を提供しているわけだが、榎本氏によれば「この2つが2008年度の注力プラットフォームになるだろう」という。「それは今後も同分野の成長が期待されるからという理由のほかに、これらの製品が当社が推進するAdaptive Infrastructure実現の大きな鍵となるから。2つの製品シリーズによって、UNIXワークロードすべてをカバーできると確信している」とのこと。 ■ ＵＲＬ 日本ヒューレット・パッカード株式会社 http://www.hp.com/jp/ ニュースリリース http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2008/fy08-061.html ■ 関連記事 ・ 日本HP、Integrityサーバー全ラインアップにItanium 9100番台を搭載（2007/11/08） ・ 日本HP、データセンター省エネ化に向けた新製品・新ソリューション（2008/02/21）
（ 川島 弘之 ）
|
