インテル株式会社は3月3日、低消費電力プロセッサファミリーの新ブランド「インテルAtomプロセッサー」および「インテルCentrino Atomプロセッサー・テクノロジー」を発表した。
Atomは、開発コード名「Silverthorne」および「Diamondville」と呼ばれていたもので、小型デバイスや低消費電力用途向けに設計されたマイクロアーキテクチャに基づいて作られたプロセッサ。45nm Hi-kプロセス技術を採用しており、チップのサイズは25平方ミリメートル。また、TDP(熱設計電力)は0.6~2.5ワット程度と、一般的なPCで利用されているCore 2 DuoのTDP(最大35ワット)を大きく下回っているのが特長。小型デバイス向けに作られているものの、一般的なPCで利用されているCore 2 Duoプロセッサの命令セットとの互換性を維持しており、マルチスレッドにも対応している。
Centrino Atomは、開発コード名「Menlow」と呼ばれていたもので、Atomプロセッサ、グラフィックス機能内蔵の低消費電力コンパニオンチップ、ワイヤレス機能が搭載された小型デバイス向けのプラットフォーム。
■ URL
インテル株式会社
http://www.intel.co.jp/
( 福浦 一広 )
2008/03/03 12:05
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