グローバルコミュニケーションズ株式会社(GCI)は3月4日、社内文書検索ソフト「FileFinder」と日本電気株式会社(NEC)のPCサーバー「Express5800シリーズ」を組み合わせた検索アプライアンスを発表した。同日よりレンタルによる提供を開始する。
FileFinderは、複数のファイルサーバーに格納されている文書ファイルをWebブラウザから一元的に検索できる文書検索ソフト。検索エンジンには同社が開発した、検索機能にデータベース機能を一体化した「Jieks」を採用。検索対象をインメモリに保持する仕組みにより、ファイル名検索・全文検索の双方で高速な検索を実現できるのが特長。
今回発表された検索アプライアンスでは、ハードウェアにNECのExpress5800シリーズ(タワー型、ラック型)を採用。レンタルによる提供のため、利用期間に応じて代金を支払えるのが特長。また、サポート窓口を同社に一元化しているため、ソフト・ハードのトラブルを区別することなく問い合わせられるのも特長となっている。
検索対象の文書は、PDF、Word、Excel、PowerPoint、Visio、一太郎、DocuWorks、AutoCAD、HTML、テキストファイル、画像ファイル(JPEG、GIF、PNG、BMP)、圧縮ファイル(LZH、ZIP、RAR)など。
価格は、タワー型(Pentium 4 3.4GHz、メモリ2GB、80GB HDD×2(RAID 1)、Windows Server 2003)の構成で、初年度 10万5000円/月、次年度以降が5万2500円/月。ラック型(Core Duo T2500、メモリ2GB、80GB HDD×2(RAID 1)、Windows Server 2003)の構成で、初年度 12万6000円/月、次年度以降が6万3000円/月。
■ URL
グローバルコミュニケーションズ株式会社
http://www.gc-net.co.jp/
ニュースリリース(PDF)
http://www.gc-net.co.jp/pdf/20080304.pdf
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( 福浦 一広 )
2008/03/04 12:30
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