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DJT1100 MFP
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日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は3月14日、大判カラーインクジェットプリンタと大判スキャナの機能を兼ね備えた一体型複合機「HP Designjet T1100 MFP(以下、DJT1100 MFP)」を発表した。CAD(建築/設計)、GIS(地理情報システム)などのテクニカル分野に最適という。同日から販売を開始する。
DJT1100 MFPは、大判カラーインクジェットプリンタ「HP Designjet T1100ps 44inch」と大判スキャナ「HP Designjet 4500スキャナ(以下、DJ4500スキャナ)」の機能を備えた複合機。B0対応のカラー複合機「HP Designjet 820 MFP」の後継製品で、3種類のモノクロ系インクによる高品質出力や約10%の省スペース化を実現したほか、プリント可能な最大用紙幅は42インチから44インチへと拡大している。
またスキャナ部は、単体販売されているDJ4500スキャナを特別カスタマイズし、読み取り解像度を9600dpiに向上。スキャンしたデータを「Auto CAD」の表示・印刷フォーマット「DWF」ファイルとして保存・出力することも可能になった。
メリットとしてはそのほか、大判のカラーインクジェットプリンタとスキャナを一体化することで大幅な省スペース化が実現するほか、サポートも一元化されるためトラブル時の対応もスムーズになるという。
価格は、354万9000円。
■ URL
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
ニュースリリース
http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2008/fy08-072.html
( 川島 弘之 )
2008/03/14 15:37
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