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JNSL、台湾Quanta Computer製のサーバー・スイッチ製品を本格販売 |
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Quanta Computer シニアディレクター兼QSSC担当総責任者のジェーソン・ファン氏は、日本市場への本格展開にあたり、「日本のサーバー市場は、世界の中でも高度で先進的な市場の1つだ。この重要な市場を開拓する総代理店としてJNSLを選択した理由は、日本でのビジネス経験が長く、顧客からサーバーやストレージに関するニーズをよく理解している点が大きい。そして、JNSLを通して、柔軟性、省電力、小型化といった日本の顧客に満足してもらえる製品の開発を進めている。今回の本格展開を機に、日本の市場やコミュニティにおいて長期的な関係を築いていきたい。そのために、日本市場に向けて、今後も先進技術を活用した革新的な製品を継続して提供していく」との考えを述べた。 JNSLが取り扱うQSSCブランド製品の主力となるのは、1Uサーバーから7Uブレードサーバーまでのラインアップをそろえたサーバー製品群。機能、品質、保守において高い信頼性を実現しているのが特徴という。 機能については、独自開発したKVM over IPチップである「AST2000」をマザーボードに組み込むことで、高度なサーバー管理を実現する。AST2000は、通常のKVM機能に加え、OSやプログラムのインストール、各種パッチ作業などのリモートコントロール機能を搭載。また、高速なTCP/IP処理機能により、メインCPUへの負担を軽減する。さらに、VGA処理機能によって立ち上がり初期画面から監視することができ、障害原因の追及に活用できる。 品質面では、世界でも著名なコンピュータメーカーにOEM・ODM販売している実績を持ち、450人の開発エンジニアと800人以上のデザイン製造、RMAエンジニアが障害対策に迅速に対応する。また、低価格の省電力モデルを用意しており、地球環境保護の観点からGreen ITを推進する企業に最適であると同時に、設備コストの削減を図ることもできる。これらに加え、JNSLでは、産業廃棄物の削減推進を目指し、購入後のCPUアップグレードサービスを提供する。
Ethernetスイッチについては、20ポートの10GbE製品を主力に展開し、SFPモデル、CX4モデル、ハイブリッドモデルをラインアップしている。 日本市場での販売戦略についてJNSL 代表取締役社長の宮坂新哉氏は、「もともと当社はコンサルティング会社であり、通常の総代理店としての位置付けではなく、QSSCブランド製品の日本市場開拓に向けた企画戦略室としての役割を担う。Quanta Computerでは、『日本の顧客が満足する製品は世界市場でも認められる』と考えており、当社が日本市場の窓口となって顧客ニーズを把握し、製品開発につなげていく」との方針を述べた。 実際の販売や保守に関しては、それぞれ有力企業とアライアンスを行って高度なサービスを提供する。現在の販売パートナーは、サーバー製品について日本ソルテックが全機種の販売を行うほか、ぷらっとホーム、エーティーワークスが代理店となっている。日本ソルテックは、Ethernetスイッチ製品の販売も手がける。また、ニューテックがサーバー製品のOEMパートナーとなっている。マザーボード製品については、現在販売パートナーを選定中だという。 なお、JNSLでは、日本市場での本格販売開始にあわせ「省電力キャンペーン」を実施する。本日より7月末受注分まで、サーバー製品の省電力モデル「QSSC-585」、「QSSC-810」、「QSSC-385」を対象に、各モデル500台を通常価格の30％～50％引きで販売する。 ■ ＵＲＬ 株式会社日本ネットワークストレージラボラトリ http://www.jnsl.co.jp/ 台湾Quanta Computer http://www.quantatw.com/Quanta/english/
（ 唐沢 正和 ）
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