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IBM System x 3200 M2
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日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は7月30日、中堅・中小企業向けタワー型x86サーバー「IBM System x 3200 M2」のラインアップに、2モデルを追加すると発表した。新モデルでは、従来モデルと比べて最大1.6倍の価格性能比を実現できるのが特徴。価格は9万5550円からで、8月16日より出荷を開始する。
IBM System x 3200 M2は、主に中堅・中小企業向けのタワー型エントリーサーバー。上位モデルではデュアルコアXeon E3110(3GHz)を搭載し、処理能力が25%向上したことに加え、売れ筋の構成を「IBM Express Advantageオファリング」対応製品とすることで、約2割の価格低減と、最短で当日出荷が可能な短納期化を実現したという。またHDD容量は、エントリーサーバーながら最大3TBを搭載可能。さらに、システム障害の自動検知機能を搭載するほか、統合管理ソフトウェア「IBM Director」によってシステム運用状況のきめ細かい設定や監視を可能にしており、システム設計・運用を簡素化できるとした。
IBMダイレクト価格と主なスペックは、エコノミーモデル「4368-PBD」の場合、Pentiumデュアルコア E2200(2.20GHz)、512MBメモリ(最大8GB)、250GB SATA HDD×2(RAID 1構成済み)、DVD-ROMドライブ、OSなし、といった構成で9万5550円。DVD-RAM搭載モデル「4368-PBC」の場合、デュアルコアXeon E3110、1GBメモリ(最大8GB)、250GB SATA HDD×2(RAID 1構成済み)、DVD-RAM対応光学ドライブ、Windows Server 2003 R2 Standard Edition(32ビット版)といった構成で、21万6300円。
■ URL
日本アイ・ビー・エム株式会社
http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース
http://www-06.ibm.com/jp/press/2008/07/3001.html
( 石井 一志 )
2008/07/30 11:40
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