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iStorage HS8-20R
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iStorage HS8-20S
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日本電気株式会社(NEC)は9月10日、処理性能と省電力性を向上したバックアップストレージ「iStorage HSシリーズ(HYDRAstor)」の新製品を発表した。ラックモデル「iStorage HS8-20R」、およびラックレスモデル「iStorage HS8-20S」の2製品を投入。同日より販売を開始する。
iStorage HS8-20Rでは、内蔵プロセッサの強化と内部処理の最適化により、処理性能を従来機比で最大3倍に向上。また、データの重複排除や分散配置を行うアクセラレータノードと、ストレージノードをメッシュ状に連結する独自のグリッド技術により、システム無停止での性能向上・容量拡張を可能としている。
さらに、ストレージノードあたりのHDD搭載台数を従来機比2倍に増加。高密度実装技術により、同等のHDD容量で従来機比最大4分の1の省スペース化を実現。併せて従来機より消費電力を約60%カットした。
一方のiStorage HS8-20Sは、19インチラックへ搭載可能なエントリーラックレスモデルとして製品化。初期導入コストを従来機比で40%削減した。
価格は、iStorage HS8-20Rが5000万円(税別)からで、11月28日より出荷開始。iStorage HS8-20Sが1450万円(同)からで、10月31日より出荷開始。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0809/1001.html
( 川島 弘之 )
2008/09/10 12:30
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