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PowerEdge M805
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デル株式会社は9月22日、サーバーおよびストレージの新製品を投入し、新たなソリューションを提供することで、仮想化インフラストラクチャのシンプル化を推進すると発表した。
ブレードサーバー新製品となるのは、「PowerEdge M805」と「PowerEdge M905」。スペックは前者が、クアッドコアのOpteron 2344HE(1.7GHz)×2、メモリ4GB(最大128GB)で、価格が41万3750円から。後者が、クアッドコアのOpteron 8347HE(1.9GHz)×4、メモリ8GB(最大192GB)で、価格が111万9350円から。
2製品ともオンボードでGigabit Ethernet×4ポートを搭載したほか、メザニンカード型の拡張PCIeスロット×4基を備えることで、拡張性と冗長性を考慮したI/O構成を可能としている。
さらに仮想化のパフォーマンスを最大化する「AMD Rapid Virtualization Indexing」に対応。加えて、VMwareおよびCitrix XenServerによる組み込み型ハイパーバイザー用のSDカードを内蔵することで、仮想化インフラ導入のシンプル化を図っている。
ストレージアレイ新製品としては、「Dell EqualLogic PS5500E」を投入。24TBモデル、48TBモデルの2種類を用意し、価格はそれぞれ1153万3200円から、1410万6750円から。従来製品の3倍の拡張性を有し、最大で576TBまで容量拡張が可能とのこと。
新サービスとしては、導入された仮想化環境を調査・評価する「仮想化ヘルスチェックサービス」、拡充した仮想化環境のバックアップシステム構築サービスなどをリリース。そのほか、仮想化環境のディザスタリカバリを実現する「VMware Site Recovery Manager」や、仮想マシンの構成ライブラリを作成・管理する「VMware LAB Manager」の導入支援サービス「仮想化マネジメントソリューション」を提供する。
■ URL
デル株式会社
http://www.dell.com/jp/
プレスリリース
http://www1.jp.dell.com/content/topics/topic.aspx/jp/segments/corp/pressoffice/2008/080922?c=jp&l=ja&s=corp
( 川島 弘之 )
2008/09/22 15:25
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