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EMC Celerra NX4
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EMCジャパン株式会社は10月1日、統合ネットワークストレージのエントリーモデル「EMC Celerra NX4」を発表した。価格は231万円から。
Celerra NX4は、NAS、IP-SAN(iSCSI)、FC(ファイバチャネル)をサポートする統合ネットワークストレージのエントリーモデル。エントリークラスながら、上位ストレージ「EMC CLARiX AX4」のシステムアーキテクチャをベースとしているため、高い可用性と信頼性を実現しているという。また、Windows、UNIX、LinuxやVMware ESX Serverなどの環境に対応し、Oracle、Microsoft Exchange、SQL Serverをはじめとする主要なアプリケーションを広くサポート。分散したファイルサーバーやストレージを、単一プラットフォームに統合する用途などでも利用可能とした。
機能面では、実容量以上のボリュームを作成できるシンプロビジョニング(仮想プロビジョニング)機能などを備えるほか、Webベースのシンプルな運用環境「Celerra Manager」を提供する。加えて、バックアップ/リカバリソフトウェアの「Celerra SnapSure」、リモートレプリケーションを可能にする「Celerra Replicator」といった機能も利用できる。
HDDは、SATAタイプとSASタイプを利用でき、合計では最大60台、60TBまでの拡張に対応した。価格は、146GB SAS HDD×4を搭載する構成の場合で、231万円から。
■ URL
EMCジャパン株式会社
http://japan.emc.com/
( 石井 一志 )
2008/10/01 11:45
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