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卓上型OCRスキャナ「S2500」
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東芝ソリューション株式会社は10月29日、卓上型OCR「OCR2000iモデル2500」を発表した。同日より販売を開始した。あわせて運用サポートサービスの提供も発表した。
OCR2000iモデル2500は、卓上型OCRスキャナの「S2500」とOCRソフトウェアで構成されるORCシステム。読み取り速度は、片面60枚/分、両面120面/分と高速化しているのが特長。小型帳票からA3サイズまでの帳票に対応し、ノーカーボン紙などの薄紙、はがきなどの厚紙、クリアホルダなど多様な紙厚にも対応している。
帳票識別機能を搭載しており、多種多様な帳票が混在しても一括処理が可能。また、通し番号を印字する両面ナンバリング機能も用意されており、帳票に応じて表面・裏面への打ち分けに対応している。
読み取り可能な帳票サイズは、縦74mm×横52mmから縦420mm×横305mm。インターフェイスはUSB 2.0。本体サイズは、幅450mm×奥行き600mm×高さ350mm。重量は約30kg。
価格は、OCR2000iモデル2500(片面読取モデル)が267万7500円、OCR2000iモデル2500(両面読取モデル)が315万円。OCRスキャナ単体の価格は、S2500(片面読取モデル)が194万2500円、S2500(両面読取モデル)が241万5000円。
あわせて発表された運用サポートサービスは、ORCの稼働状態・読み取り性能などをリモートで監視・診断を行うもの。読み取り性能が低下した原因の特定と改善策の提案、運用に応じた読み取り辞書の提供、読み取りエラーの発生状況に基づくスキャナのオンサイト点検などのサービスが提供される。価格は個別見積もり。
■ URL
東芝ソリューション株式会社
http://www.toshiba-sol.co.jp/
ニュースリリース
http://www.toshiba-sol.co.jp/news/detail/081029.htm
( 福浦 一広 )
2008/10/30 12:20
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