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ネットアップ、従来比1.8倍のI/O性能を実現した中位ストレージ |
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ネットアップ株式会社は11月14日、ミッドレンジストレージ「FAS3160」を発表した。FCP/iSCSI/NFS/CIFSといったストレージプロトコルに対応する製品で、価格は2026万4000円から。 FAS3160は、従来製品「FAS3040」の後継として提供されるストレージ製品。最大672TBまでのストレージ容量を搭載可能なほか、従来製品とほぼ同等の価格ながら、最新の8Gbps FCインターフェイスをサポートした点が特徴という。また、コントローラ用のCPUを従来製品の2倍となる計8コアに、メモリを4GBから8GBにそれぞれ拡張し、転送速度と処理性能の向上を実現。FAS3040と比べて、IOPSは約1.8倍、OLTPは約1.6倍の高速処理を行える。 OSは、ネットアップのストレージに共通して採用されている「Data ONTAP」を搭載。RAID-DP、ストレージボリュームを柔軟に変更できるFlexVol、重複排除などの機能を利用できるほか、下位製品や従来製品からのアップグレード、またFAS3160から上位製品へのアップグレードも容易に行える。 なお今回は同時に、他社製ストレージを統合管理するヘッドユニット製品「Vシリーズ」においても、FAS3160をベースにした「V3160」を提供する。こちらの価格は1755万1000円から。 ■ ＵＲＬ ネットアップ株式会社 http://www.netapp.com/jp/ プレスリリース http://www.netapp.com/jp/company/news/news-rel-20081114-ja.html ■ 関連記事 ・ ネットアップ、ハイエンド並みの最大容量を実現した中位ストレージ「FAS3100」（2008/06/17） ・ ネットアップ、異機種ストレージの仮想化を可能にする「Vシリーズ」（2008/09/10）
（ 石井 一志 ）
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