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サン、Solaris ZFSを採用したストレージ－SSDとSATAの混在プール化が可能 |
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Open Storageは、サンが新たに打ち出したストレージのコンセプト。オープンスタンダードのコンポーネントを採用し、高い管理性などを追求するもの。Sun Storage 7000シリーズでは、ファイルシステムに「Solaris ZFS」を採用。このデータ管理機能を活用することで、HDDの追加や削除の際のボリューム操作などが不要となり、ファイルシステム管理における煩雑さを解消することができる。また、データ容量の増加とともに追加ライセンスを購入する必要もないので、コストの増大を回避することが可能という。 今回発表したのは、「Sun Storage 7110」「Sun Storage 7210」「Sun Storage 7410」の3機種。 Sun Storage 7110は、2Uの筐体で2TBの容量をサポートする製品。わずか数分でシステムを導入・構成でき、運用のためのトレーニングも不要なのが特長という。価格は178万1000円（税別）から。 Sun Storage 7210は、4Uの筐体で最大44TBの容量をサポートする製品。SSDと汎用HDDの併用を可能にしたストレージプール機能「Hybrid Storage Pools」を搭載。これにより、パフォーマンスとスループットを向上し、I/Oボトルネックを排除するという。価格は566万9000円（税別）から。 Sun Storage 7410は、576TBまで拡張可能な製品。クラスタ構成にも対応するため、ダウンタイムリスクを可能な限り排除できる。Hybrid Storage Poolsに対応するほか、高いエネルギー効率も実現している。価格は656万円（税別）から。 このほかSun Storage 7000シリーズでは、Solaris OSの「DTrace機能」をベースにした、リアルタイム分析・監視機能「Fishworks」を搭載する。これにより、実稼働環境にあるストレージシステム全体をグラフィカルに可視化し、問題の検出や原因究明などを行うことが可能。 同シリーズの販売開始に伴い、サンではシステム構成、導入、管理サービスメニューも提供する。 ■ ＵＲＬ サン・マイクロシステムズ株式会社 http://jp.sun.com/ プレスリリース http://jp.sun.com/company/Press/release/2008/1119.html
（ 川島 弘之 ）
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