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日本HP、2ユーザー分の機能を搭載したブレード型ワークステーション


HP ProLiant xw2x220c Blade Workstation
 日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は12月15日、ブレード型ワークステーションの新モデル「HP ProLiant xw2x220c Blade Workstation(以下、xw2x220c)」を発表した。2009年1月19日から販売開始する。

 xw2x220cは、「HP Blade Workstationソリューション」で利用されるブレード型ワークステーション。同ソリューションでは、従来のパーソナルワークステーションの環境をコンポーネント化し、主要機能をデータセンター内に再構築。大容量のグラフィックスデータをxw2x220c上で処理し、ディスプレイイメージをネットワーク越しにユーザーへ配信する。これにより、高いパフォーマンスを実現するとともに、セキュリティや熱・騒音の問題を解消できるのが特長。

 xw2x220cの特長は、1ブレードのスペースに2ユーザー分の機能を搭載した点。ユーザーごとに独立した2枚の基盤を内蔵し、各基盤において最大2基のCPUとグラフィックスカード、HDD、メモリが搭載できる。CPUはクアッドコアのXeon 5400/5200シリーズから選択可能で、デュアル構成にも対応。OSには、Windows Vistaのダウングレード権によるWindows XP Professionalを採用した。

 グラフィックス機能としては、内蔵グラフィックスのほか、高性能で2画面同時出力も可能な「NVIDIA Quadro FX 770M」を搭載できる。また、データを圧縮して転送する「HP Remote Graphicsソフトウェア」にも対応している。

 価格は、45万7800円から。現行モデルの「xw460c」と比較すると、HDDのRAID構成やホットプラグなどの機能を省くことで低価格化を実現している。



URL
  日本ヒューレット・パッカード株式会社
  http://www.hp.com/jp/
  ニュースリリース
  http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2009/fy09-026.html

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( 川島 弘之 )
2008/12/15 11:57

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