ソニー株式会社は1月6日、法人向け「VAIO」の新製品を一斉発表した。1月10日より順次出荷開始する。
新投入されるのは、モバイルノート「type S/Z/T」、大画面ノート「type A/F/C」、デスクトップ「type R/L/J」。特に大容量メモリを要する映像・写真・動画編集にこだわったtype R/Aをはじめ、type L [24型ワイド/20.1型ワイド]、type F、type Z、type Tの6シリーズにおいて、OSにWindows Vista 64ビット版を標準搭載したのが特徴。これに併せてメモリも4GBに拡張されている。従来のモデルに比べ、アプリケーションなどの処理により多くのメモリを利用可能となっており、64ビット版OSに最適化されたプログラムではパフォーマンスが約10~20%向上するとのこと。
また、カラーを充実させたのも特徴。14.1型ノートのtype Cではトレンド感のある新色「ベリーパープル」と「ヌードベージュ」を追加。13.1型モバイルノートのtype Zでは、黒をベースにした「シャドーボーダー」「ラインストーム」、11.1型モバイルノートのtype Tでは、プラチナホワイトをベースにした「クールハイライト」「バーチカルストライプ」を追加した。
なお、18.4型ノートのtype Aでは、Adobe RGBカバー率100%などを実現した「Photo Edition」と、地上デジタルTVチューナ×2やソニーオリジナル2.1chスピーカーを搭載した「Video Edition」の2種類を用意。16.4型ノートのtype Fでは、地デジチューナ搭載・非搭載の2種類を用意した。
13.3型ノートのtype Sのみ、法人向け標準仕様・カスタマイズモデルの両方が用意されているが、それ以外はカスタマイズモデルのみ。スペックはある程度自由に選択できるが、一例としてtype Zでは、Core 2 Duo P9600(2.66GHz)、4GBメモリ、320GB HDD、Intel GM45 Expressチップセット、GeForce 9300M GS、DVDスーパーマルチドライブ、Windows Vista Home Premium(64ビット版)、Office Personal 2007を搭載。type Tでは、Core 2 Duo SU9300(1.20GHz)、4GBメモリ、Intel GS45 Expressチップセット、Windows Vista Home Premium(64ビット版))、Office Personal 2007が主なスペックとなる。
■ URL
ソニー株式会社
http://www.sony.jp/
法人向け | VAIOパーソナルコンピューター
http://www.vaio.sony.co.jp/Biz/
案内ページ
http://www.vaio.sony.co.jp/Biz/Info/2009/products_0106_biz.html
( 川島 弘之 )
2009/01/06 17:52
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