ログイット株式会社は1月20日、メールアーカイブアプライアンス「ウチノBoss NEO」を発表した。1月30日より販売を開始する。
ウチノBoss NEOは、送受信したメールの全パケットを取得し、保存できるメールアーカイブシステム。既存メールシステムやネットワークに影響を与えない、パケットキャプチャ型のメール取得方法を採用しているため、自社でメールサーバーを運用しているユーザーだけでなく、外部のメールサービスを利用中のユーザーも簡単に導入できるという。メールプロトコルはSMTP/POP3/IMAP4に対応。1TBモデルの場合、1日あたり5万通、トータル700万通程度のメールを保存できる。
また、パケットキャプチャや検索など複数の機能を1台に集約しているほか、ユーザー数によるライセンス費用も一切発生しないため、コストパフォーマンスが高い点も特徴。自動圧縮機能を搭載し、検索頻度が高い直近のデータ以外は圧縮して保存できることから、メールの効率的な保存が可能になっている。さらに、ソレラネットワークスの高性能パケットキャプチャ装置「DSシリーズ」との連携をサポートし、最大10Gbps環境下でも漏れなくメールをアーカイブできる。
参考価格は250万円から。別途、サポート費用が初年度から必要になる。なおログイットでは、初年度100セットの販売を目標としている。
■ URL
ログイット株式会社
http://www.logit.co.jp/
ニュースリリース(PDF)
http://www.logit.co.jp/pdf/rel20090120.pdf
( 石井 一志 )
2009/01/20 18:01
|