JBアドバンスト・テクノロジー株式会社(以下、JBAT)は1月22日、モバイルノートタイプのシンクライアント「SecureTerminal Mobile Note T1000」を発表した。
同製品は、ThinkPad X200をベースにしたシンクライアント。RDP/ICAクライアントを標準装備。Terminal ServiceやCitrix XenApp、XenDesktop、Go-Global、Propalms TSEなどさまざまなSBC(Server Based Computing)環境で利用できる。
無償の管理ツール「WBT SNMP Administrator」を利用すれば、SecureTerminalシリーズの全モデルに対して管理、遠隔操作、構成変更などが可能となり、クライアントの集中管理が実現する。セキュリティ面では、「EWF(Enhanced Write Filter)機能」による管理者以外のフラッシュドライブ書き込み禁止や、指紋認証デバイスによるログオン認証、デバイスの使用制限などの機能を搭載。そのほか、ThinkPadのキーボード・トラックポイントが利用でき、IBMのホスト端末エミュレーター、Bluetooth、無線LANなどを標準搭載するのが特徴としている。
主なスペックは、Windows XP Embedded SP2、Core 2 Duo P8400(2.26GHz)、標準1GBメモリ、1GBフラッシュドライブなど。価格はオープン。JBATでは販売代理店などを通じ、年間3000台の販売を見込む。
■ URL
JBアドバンスト・テクノロジー株式会社
http://www.jbat.co.jp/
プレスリリース(PDF)
http://www.jbat.co.jp/news/20090122release.pdf
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( 川島 弘之 )
2009/01/22 18:01
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