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Express5800/R110a-1H(2.5型ディスクモデル)
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設置のイメージ
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日本電気株式会社(以下、NEC)は1月26日、ラックとサーバーを組み合わせたオフィスラックサーバー「Express5800/OfficeRackServer」の新製品「Express5800/R110a-1H」を出荷開始すると発表した。基本性能やセキュリティを強化しているほか、消費電力を大幅に低減しているという。価格は15万8000円(税別)から。
オフィスラックサーバーは、サーバールームを持たない中堅・中小企業や部門に向けたサーバー製品。省スペース化、静音化、防じん対策などなされており、オフィスで利用できるように配慮されているのが特徴という。
新製品では、Core 2 Duo T9400(2.53GHz)を採用し、高い電力効率とパフォーマンスを実現。NEC独自の実装による冷却効率の向上と、高効率電源ユニットの搭載により、消費電力および電気代を、従来と比べて最大約46%低減した。また、マイクロソフトの仮想化技術であるHyper-Vをサポートしたほか、メモリを従来比4倍の最大16GBまで搭載可能にするなど、仮想環境への対応も強化している。
あわせて提供される13Uサイズのオフィスラックでは、鍵付きシャッターにより不正操作や盗難、情報漏えいなどの防止が可能。さらに、NECが開発した「EXPRESSSCOPEエンジン2」によって、稼働状況・障害の監視機能と、サーバー管理用端末からの接続をIPアドレスによって制限するセキュリティ機能を実現している。
主な構成と価格は、Core 2 Duo T9400、1GBメモリ、ディスクレスの2.5型ディスクモデルが17万8000円(税別)から、同様の構成の3.5型ディスクモデルが15万8000円(同)から。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0901/2601.html
( 石井 一志 )
2009/01/26 11:55
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