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「より幅広いシーンに1080pの画像品質を」、日本タンバーグが最新ビデオ会議端末 |
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最新ビデオコラボレーションエンジンも発表
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Codec C60は、TANDBERG Profileに搭載された最新のビデオコラボレーションエンジン。上位モデルとなるテレプレゼンスエンジン「Codec C90」と同じ先進技術を基盤に、より小規模な利用を想定した製品という位置付け。Codec C90が最大4拠点での1080p・30fpsに対応する一方、Codec C60は1080p・30fpsに対応しつつも、4拠点での接続時には720p・30fpsが最大となる。またインターフェイスも比較して少ない。 テクニカル・サポート・マネージャーの中村昌弘氏は、「Codec C90はテレプレゼンス向けで、Codec C60は一般会議向け。この分野には従来より6000MXPなどの製品を提供しているが、画像品質は最大720pしかなかった。ビデオ会議の利用シーンが拡大するにつれ、一般会議などでもより高画質・高音質へのニーズが高まっている。Codec C60はそうしたニーズに向けたミッドレンジの製品だ」と説明した。 メイン/デュアルストリームともに1対1接続での1080p・30fpsに対応。最大4つのマイク、4つのHDソースをサポートし、4拠点における720p・30fpsでの同時接続が行える。インターフェイスは、映像入力がHDMIやDVI-Iなどの計5系統、映像出力3系統、音声入力7系統、音声出力3系統を備える。 製品構成は、Codec C60本体、リモコン、ケーブル。価格はオープンだが、市場推定価格は約350万円という。このほかPrecisionHD 1080pカメラ、マイクも含めたインテグレータパッケージも用意。市場推定価格は約400万円。
市場推定価格は、42型1面の「Profile 42”」が約600万円、52型1面の「Profile 52”」が約700万円、52型2面の「Profile 52”Dual」が900万円。 日本タンバーグではCodec C60/C90合わせて、今後1年間に200～300台の出荷を目指す。そのためにパートナー戦略や社内リソース増員などを進める方針。代表取締役社長の林田直樹氏「一次代理店としては2月2日に契約締結が発表されたパナソニック電工ISも含めて、現在8社。社内リソースは2009年末くらいまでに営業・サポート要員を20名から30名に増員していく」と語った。 また「コミュニケーションツールとしての電話会議やビデオ会議は、面談や電話、メールと比べるとまだ主流ではないが、昨今の経済危機をかんがみると、コミュニケーションでも生産性の向上、コスト削減などは重要。現在、対面式のコミュニケーションとしては面談が挙げられるが、時間のロスを嫌ってビデオ会議システムを選択する顧客も増えている。ビデオ会議システムは経済危機にこそ普及するソリューション。今後、導入が進み、100年に1度のコミュニケーション革命が起きるのでは」（林田氏）と意欲ものぞかせた。
■ ＵＲＬ 日本タンバーグ株式会社 http://www.tandbergjapan.com/ プレスリリース http://www.tandbergjapan.com/news_and_events/20090203.html http://www.tandbergjapan.com/news_and_events/20090202.html ■ 関連記事 ・ 日本タンバーグがフルHDビデオ会議の価値をアピール（2008/12/12） ・ 日本タンバーグがビデオ会議をデモ、ハイクオリティな映像と音声をアピール（2008/06/04）
（ 川島 弘之 ）
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