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IBM System Storage DS8000シリーズ
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日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は2月12日、最上位ストレージ製品「IBM System Storage DS8000シリーズ」において、搭載可能なドライブのラインアップを拡張したと発表した。自己暗号化機能付きのHDDや、SSDの搭載が可能になっている。
自己暗号化機能付きのHDDとは、暗号化エンジンを搭載し、HDD自身で暗号化処理を行える製品。データ暗号化時の負荷を軽減できることから、ストレージシステム全体の処理スピードを低下させることなく、HDD内に記録されるすべてのデータを暗号化できるという。なお、暗号キーは「IBM Tivoli Key Lifecycle Manager(TKLM)」で管理される。自己暗号化HDD構成時の価格は、物理容量2.3TBからの構成で、9662万7000円(税別)から。
また、SSDを搭載するモデルでは、データのアクセス時間がHDDより短縮されるため、データベースのログや共通参照データといった、ひんぱんにアクセスされるデータの格納に優れているという。こちらの価格は、物理容量1.1TBからの構成で6億4941万5000円(税別)から。
このほか今回は、1TB SATA HDD(7200rpm)のモデルも提供される。価格は、物理容量16TBからの構成で1億2941万7000円(税別)から。
■ URL
日本アイ・ビー・エム株式会社
http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース
http://www-06.ibm.com/jp/press/2009/02/1201.html
( 石井 一志 )
2009/02/12 18:06
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