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imagio Neo 300RC
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株式会社リコーは2月25日、リサイクル技術で再生したデジタルモノクロ複合機「imagio Neo 300RCシリーズ」および「imagio Neo 250RCシリーズ」を発表した。2シリーズ7モデルを3月2日に販売開始する。
同 300RC/250RCは、ユーザーから使用済みの「同 300/250シリーズ」(2005年9月発売)を回収し、リサイクル技術によって再生処理を行い品質保証した「リコンディショニング(RC)機」。コピー速度の異なる4シリーズをすでに展開しているが、今回、30枚/分の同 300RCと25枚/分の同 250RCをリリースすることで、25~75枚/分までの6シリーズ展開となる。
製造時のリユース部品使用率は平均で89%。ライフサイクル全体におけるCO2排出量は、同 250RCと新造機の同 250を比べた場合で約29%削減されているという。加えて、製品の梱包材に繰り返し使える「循環型エコ包装」を使用することで省資源を実現した。
機能面では、省エネ技術「QSU」の搭載により、主電源を入れてからウォームアップタイムを12秒、省エネモード時からの復帰時間を10秒に抑えた。また同技術により、22Wh/hのエネルギー消費効率を達成したほか、省エネモード時の消費電力を1Wに低減した。
そのほか、複数枚の原稿を1枚にまとめてコピーできる「集約コピー機能」を搭載。1面に最大8枚の原稿を集約でき、「自動両面機能」と組み合わせれば、用紙の使用量を最大で1/6に抑えられる。
セキュリティ機能としては、「不正コピー抑止地紋印刷機能」を搭載したほか、印刷・コピー・スキャナ・FAX機能それぞれに登録されたユーザーごとに利用制限をかけることが可能。
同 300RCでは、印刷・スキャナ・FAX機能の有無に応じて3モデルを用意。同 250RCでは、印刷・スキャナ・FAX機能の有無と自動原稿送り装置の有無に応じて4モデルを用意した。価格はいずれもオープン。
リコーでは、中小規模の環境意識の高い顧客を中心に提供するとしている。
■ URL
株式会社リコー
http://www.ricoh.co.jp/
( 川島 弘之 )
2009/02/25 19:16
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