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EonStor S16F-R1840/G1840
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株式会社インフォトレンドジャパン(インフォトレンド)は3月18日、8Gbps FC(ファイバチャネル)対応のRAIDサブシステム「EonStor S16F-R1840」「同 S16F-G1840」を発表した。前者はデュアルコントローラ、後者はシングルコントローラの製品で、いずれも16基のSATA/SAS HDDを1つの筐体内に搭載できるほか、SAS JBODによる容量の拡張にも対応する。
EonStor S16F-R1840/G1840は、8Gbps FCインターフェイスを備えたRAIDサブシステム。高速インターフェイスと最新のRAIDエンジンにより、読み込み2800MB/秒、書き込み870MB/秒の高いパフォーマンスを実現している。HDDはSATA/SASのHDDを最大16台搭載可能。6台までのSAS JBOD筐体を増設することも可能なため、最大112基のHDDを1つのシステム内で利用できるという。さらに、Web GUIから操作を行える管理ツール「SANWatch」を搭載し、各種管理機能を利用可能なほか、複数のRAIDサブシステムを統合的に管理する機能も備えた。サポートするRAIDレベルは、0/1/0+1/3/5/6/10/30/50/60の各レベル。
また、コントローラ、電源、冷却ファン、バッテリバックアップユニットといったコンポーネントが冗長化されたモジュラーデザインを採用していることから、ホットスワップによる高度な耐障害性も備えている。電源は、80plusをクリアした高効率なものを搭載。加えて、使用頻度の低いHDDの回転を止める「インテリジェント・ドライブ・スピンダウン」機能により、装置全体でも高い省電力効果を得られるという。
主な対象分野は、HPC、ビデオサーベイランスのほか、AVメディアストリーミングや編集システムといった、これまでも実績のあるAV系のアプリケーションを想定。フレームロスのないストリーミングデータのリード/ライトが可能な「Audio/Video最適化モード」を搭載している。
■ URL
株式会社インフォトレンドジャパン
http://www.infortrend.co.jp/
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( 石井 一志 )
2009/03/18 16:28
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