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日立GST、6Gbps SAS対応のサーバー向けHDD
Ultrastar C10K300
日立グローバルストレージテクノロジーズ(以下、日立GST)は3月24日、サーバー向けHDD「Ultrastar C10K300」を発表した。最新の6Gbps SASに対応したHDDで、ラインアップには300GBと147GBの両製品が用意される。
C10K300は6Gbps SASインターフェイスを備えたサーバー向けHDD。ラックマウント型サーバーやネットワークストレージアレイなどの性能確保と省電力化を実現するために、同社の3.5型HDD「Deskstarシリーズ」で実績のあるパワーマネジメント技術をサーバー向け製品で初めて採用し、設計を最適化した。これによって、アイドル時で3.4W、動作モードで6.1Wと。同クラス製品ではもっとも低い消費電力性能を実現したという。
また、コンパクトなスモールフォームファクタによって、システムへの高密度実装をサポート。低消費電力な特性とあわせて、システム冷却性能の改善に寄与するとした。日立GSTによれば、従来の3.5型HDDと比べた場合、実装スペースを約70%低減し、消費電力では約65%の省エネ化が図れるとのこと。
回転数は1万rpmで、平均シーク時間は3.9ms、平均回転待ち時間は3ms。バッファは64MBを搭載する。
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URL
日立グローバルストレージテクノロジーズ
http://www.hitachigst.com/portal/site/jp/
ニュースリリース(PDF)
http://www.hitachigst.com/portal/binary/com.epicentric.contentmanagement.servlet.ContentDeliveryServlet/JP_Public/aboutus/press_rsc/2009032401.pdf
( 石井 一志 )
2009/03/24 15:32
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