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Express5800/B120a
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SIGMABLADEコンパクトサーバ統合セット
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日本電気株式会社(NEC)は4月1日、ブレードシステム「SIGMABLADE」において、2Wayサーバーブレード「Express5800/B120a」を発表した。CPUに最新のXeon 5500番台(開発コードネーム:Nehalem-EP)を採用したほか、独自の省電力機能を搭載している点が特徴という。価格は25万円(税別)からで、4月13日の出荷開始を予定する。
Express5800/B120aは、SIGMABLADEシステムで利用可能なサーバーブレード。Xeon 5500番台を搭載することで性能が向上したほか、利用状況に応じてCPUへの電源供給をオン/オフする動的制御の機能や、待機時の消費電力低減により、省電力化を実現しているという。
また筐体(シャーシ)内に内蔵された管理モジュール「EMカード」を強化し、シャーシ単位、ラック単位での最大消費電力設定をサポートした。さらに、大型シャーシのSIGMABLADE-H v2には、80PLUS準拠の高効率電源ユニットを搭載。シャーシ用ファン制御機能に加えて、電源用のファンで低負荷時に回転数を抑える機能を利用し、静音化と省電力化を実現している。
CPUは、Xeon E5502(1.86GHz)/E5550(2.66GHz)/L5520(2.26GHz)から選択でき、価格は25万円(税別)から。
今回は同時に、シャーシ、13Uラック、UPSなどサーバー統合環境に必要な構成と「簡単スタートアップガイド」をパッケージ化した中規模システム向け「SIGMABLADEコンパクトサーバ統合セット」も発表された。価格は126万円(税別)からで、単体でそれぞれ購入した場合に比べて、約10%、安価に提供される。出荷開始は4月10日の予定。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0904/0102.html
( 石井 一志 )
2009/04/01 11:46
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