日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は4月1日、OS非搭載のブレードPCを発表した。同社直販営業、およびパートナーを通じて4月1日より販売し、4月下旬から出荷する。
3月に発表されたブレードPC新製品「HP BladeSystem bc2200 Blade PC(以下、bc2200)」および「HP BladeSystem bc2800 Blade PC(以下、bc2800)」のFreeDOS(OS非搭載)版。AMD製CPUを搭載し、「Citrix Xen Desktop 3.0」のライセンスがバンドルされるのは変わらない。
動作確認済みOSは、Red Hat Enterprise Linux 5.1(32/64ビット版)、SUSE Linux Enterprise Server 10 SP2(32/64ビット版)、CentOS 4/5、Fedora 8/9/10。
価格は、bc2200 FreeDOS版(10枚パック)が、AMD Athlon 64 2200/80GB HDD/2GBメモリの構成で50万4000円から。bc2800 FreeDOS版(10枚パック)が、AMD Turion 64 X2 TL-66/80GB HDD/2GBメモリの構成で85万500円から。なお、bc2200 FreeDOS版を3Uのスイッチ内蔵G2エンクロージャに20枚搭載した場合の価格は126万円となる。
日本HPでは、ISPやゲームをはじめとしたオンラインコンテンツ配信事業者、レンタルサーバー・ホスティング事業者などのコンピュータファーム市場に最適として訴求する。
■ URL
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
ニュースリリース
http://h50146.www5.hp.com/info/newsroom/pr/fy2009/fy09-081.html
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( 川島 弘之 )
2009/04/01 12:00
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