|
iStorage D8-30
|
|
iStorage D3-10i
|
日本電気株式会社は4月9日、スケーラブルSANストレージ「iStorage Dシリーズ」の新製品「iStorage D8-30」「iStorage D3-10i」を発表した。
iStorage Dシリーズは、ストレージノードの追加により、業務無停止での性能向上や容量拡張を実現するスケーラブルSANストレージ。ハイエンドストレージの機能・性能をベースに、複数のストレージノード間を高速スイッチで連結するビルディングブロック構造を採用することでダイナミックに拡張可能なのが特長。
今回発表されたiStorage D8-30は、仮想化により容量拡張を柔軟に行う「シンプロビジョニング」を実現するソフトウェア「iStorage ThinProvisioning」を新たにサポート。これにより、必要最小限のシステム構成からスタートすることが可能。また、運用状況に応じて、柔軟な容量拡張も行えるのが特長。
価格は、1ノードモデルのiStorage D8-3010が570万円(税別)から、2ノードモデルのiStorage D8-3020が964万円(税別)から、4ノードモデルのiStorage D8-3040が1824万円(税別)から、iStorage ThinProvisioningが98万円(税別)から。出荷開始は4月20日。
iStorage D3-10iは、iSCSIインターフェイスに対応した中小規模向けモデル。サーバーとストレージの接続に安価なEthernet機器が利用できるため、ネットワークを含む初期導入コストの削減が可能なのが特長。価格は、シングルコントローラモデルが246万円(税別)から、デュアルコントローラモデルが285万円(税別)から。出荷開始は4月20日。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0904/0901.html
( 福浦 一広 )
2009/04/09 12:00
|