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ノーテルネットワークス、「統合的なネットワーク構築を促進する」新戦略を発表
~全ポートGigabit Ethernetのレイヤ2スイッチも同時発表~
米NortelNetworksのProduct Management Director、Paul Woodruff氏
ノーテルネットワークス株式会社は9月25日、企業ネットワークの変革を目指す新戦略「サービス・セントリック・ネットワーキング」を発表し、またその一環として、Gigabit Ethernetスイッチ「BayStack 5510」と10/100Baseスイッチ「BayStack 425」を発表した。
同戦略は、高速でシンプルかつ信頼性の高い企業ネットワークを構築することで、音声やデータ、マルチメディアデータといったさまざまなトラフィックを、統合的な単一のネットワーク上で提供することを目指すもの。米NortelNetworksのProduct Management Director、Paul Woodruff氏によれば「毎日・毎分・毎秒、優先すべきデータを正確に目的地へ届けること。いわばマルチメディアネットワークの根幹」とのことで、具体例としてNon-Stop、Simple architecture、Quality of Service、Policy management、Power-over-Ethernet、Secure wireless LANをあげた。
BayStack 5510はレイヤ2スイッチで、QoS(最大8段階)やVLAN、EAPなどの機能を持つ。またスタック接続が8段まで可能で、最大384ポートまで拡張が可能。オプションで電源二重化や1000Base-SX/LXなどの光ファイバーにも対応できるほか、来年にはレイヤ3ルーティングの実装も予定されている。1000Base-Tインターフェイスが48ポートの5510-48Tと、同24ポートの5510-24Tが用意されており、価格はそれぞれ1,049,000円、749,000円。
BayStack 425は24ポートの10/100Baseを持ったレイヤ2スイッチで、アジア市場の中小規模企業向けに開発された。こちらも8台までのスタック接続が可能となっている。価格は175,000円。
同社では、すでに発表された無線LAN製品群やレイヤ3スイッチ「Passport 1600 Routing Switch」シリーズ、さらには今後発表を予定している製品を含めてさまざまな製品を提供していくとしている。
BayStack 5510-48T(前面)
同、背面のスタックポート付近。ポートが筐体の奥にあるのは珍しい。
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URL
ノーテルネットワークス株式会社
http://www.nortelnetworks.com/corporate/global/asia/japan/
プレスリリース
http://www.nortelnetworks.com/corporate/global/asia/japan/news/09_25_03_rel_ethernet_lan_jp.html
( 編集部 )
2003/09/25 17:36
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