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ネットワークカメラ VC-C50i
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キヤノン株式会社は10月1日、ネットワークカメラ「VC-C50i/C50iR」の2機種と、ネットワークビデオレコーダーソフト「VK-64 v1.0」、同追加ライセンス「VK-64 v1.0 ビューワライセンス」を発表した。
VC-C50iRは、低照度でも鮮明な画像を得られるネットワーク対応監視カメラ。高感度撮影素子を採用することで、補助光なしでも最低照度1ルクスでのカラー撮影を実現したほか、ナイトモードではレンズ横に装備された赤外光照明を併用することで、0ルクスでの白黒映像の撮影が可能。26倍光学ズームレンズを搭載、パン・チルトもできるため、広い撮影範囲をカバーできるとのこと。なお、VC-C50iRはVC-C50iの天井設置タイプとなる。両機種とも11月下旬出荷予定で、価格は148,000円。
VK-64 v1.0は、キヤノン製のネットワークカメラサーバー「VB150」やコミュニケーションカメラ「VB-C10」などからの映像を、IPネットワーク経由で録画することができるネットワークカメラレコーダーソフト。IPネットワークベースのため、離れた場所でも録画が可能で、カメラ設置場所で火災などが発生しても録画データを守ることができるという。本製品をインストールしたPC1台で最大64台分のカメラ映像を録画でき、また1つのビューワで複数の録画サーバーに接続することができるため、例えば3台の録画サーバーに接続すれば、192台のカメラ映像を一元的に管理することが可能。録画フレームレートはカメラ1台のみを接続した場合で最大30fps、64台接続時で最大18fpsとなっている。出荷は12月中旬を予定しており、価格は300,000円。またビューワクライアントを追加する場合はVK-64 v1.0 ビューワライセンスが必要。こちらも12月中旬出荷予定で、価格は100,000円。
これらの製品によってキヤノンは、「防犯対策などで社会的要請の高まっている映像監視装置分野に本格的に参入する」とのこと。
■ URL
キヤノン株式会社
http://canon.jp/
ニュースリリース
http://cweb.canon.jp/newsrelease/2003-10/pr_vc50i.html
Web View Product
http://cweb.canon.jp/wvp/index.html
( 石井 一志 )
2003/10/01 19:55
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