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日本HP、48ポートのGigabit Ethernetスイッチなど発表


 日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は10月7日、Gigabit Ethernetスイッチ「HP ProCurve Switch 2800」シリーズ、無線LANアクセスポイント「HP ProCurve Wireless Access Point 420WW」、スイッチ管理ツール「HP ProCurve Manager」などを発表した。

 HP ProCurve Switch 2800シリーズは全ポートGigabit Ethernet対応のスイッチ。1000Base-T対応ポートが24基の「2824」と48基の「2848」がラインアップされ、両機種とも4ポート分は1000Base-TとminiGBICのコンボポート(排他使用)となっている。すべてGigabit Ethernet対応のスイッチとしては、同社で初めて1Uサイズに最大48ポートを搭載したという。価格は24ポート版の「2824」で60万円から。

 HP ProCurve Wireless Access Point 420WWはIEEE 802.11b/gに対応した無線LANアクセスポイント。IEEE 802.1xおよびWPAにも対応しているため、安全な無線LAN環境を提供するという。また、IEEE 802.3af準拠のPoE機能を搭載している。価格は113,000円。

 HP ProCurve ManagerはWindowsベースのインターフェイスを持つ管理ツールで、すべての管理型のHP ProCurveスイッチに付属する。ネットワーク機器の自動検出とマッピングを行うことによって、容易な管理を実現。また、従来の管理ソフトウェア「TopTools」のアーキテクチャを変更することで、高速化と新製品のサポートが可能になり、無線LANアクセスポイントにも対応したとのこと。

 それ以外では、「HP ProCurve Switch 9300」用の10Gigabit Ethernetモジュール、「HP ProCurve Switch 4100/5300」用のGigabit Ethernetモジュール、HP ProCurve Switch 4100に同モジュール組み込んだモデルなども発表されている。

 なおこれらの製品発表について日本HPでは「PCがGigabit Ethernetに対応していても、LANスイッチが対応していないことがボトルネックになっているのが現状。しかし、当社が低価格でGigabit Ethernet製品を提供することで、お客様はネットワークを容易に拡張し、生産性を高めることが可能になった」としている。



URL
  日本ヒューレット・パッカード株式会社
  http://www.hp.com/jp/
  プレスリリース
  http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2003/fy03-199.html


( 石井 一志 )
2003/10/07 18:54

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