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NTTコムウェア、ソフトスイッチソリューションのVoIPゲートウェイを拡充
エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(以下、NTTコムウェア)は10月9日、同社のソフトスイッチソリューション「SS70V」に、株式会社日立コミュニケーションテクノロジーのVoIPゲートウェイ「NTシリーズ」4機種を新たに認定、販売すると発表した。
SS70Vは、ビジネスユーザー向けIPセントレックスサービス、およびIP PBXサービスを提供するソリューション。今回のラインアップ追加により、TTC2M、OD、PRI、BRI、FXSの各音声インターフェイスに対応し、通常国内で利用されているすべてのPBXが、ソフトスイッチと接続できるようになったという。これにより、設備更改時期に満たないPBXをそのまま利用し、コストを抑えたVoIP導入を可能にした。なお、ソフトスイッチと各種VoIPゲートウェイ間の通信には、SIPを採用している。
NTTコムウェアではこうしたソリューションを提供する背景について、「企業のVoIP化は、通信費用削減などの効果により社会的注目度が高まっている。しかし、本社・支店などロケーションが多地点にわたる大規模な企業では、その場所ごとにPBXを持っており、更改時期が同一でないことが多く見られる。このような企業がVoIPを導入する場合、PBXの更改時期に合わせた段階的なシステム移行を希望する場合が多く、既存のPBXとソフトスイッチの共用が課題となっていた。今回のラインアップ追加は、こうした声に応えるもの」とコメントしている。
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URL
エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社
http://www.nttcom.co.jp/
プレスリリース
http://www.nttcom.co.jp/news/pr03100901.html
( 石井 一志 )
2003/10/09 20:46
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