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沖電気工業、CTIソリューションのIPコンタクトセンター機能を強化


マルチテナント機能 概念図
 沖電気工業株式会社は11月11日、CTIソリューション「CTstage 4i for .NET」のIPコンタクトセンター機能を強化し、「CTstage 4i for .NET ソフトスイッチモデル」として発表した。

 IPコンタクトセンターとは、電話やFAXによって業務を行っていた従来のコールセンターに、電子メールやWeb、チャットなどの電子メディアを活用する機能を加えたもの。今回の機能強化では、050サービス網(IP電話網)への接続機能と、ASP型コンタクトセンター業務において、複数の利用先(テナント)が、サービスプロバイダの設備を共有して業務を行うマルチテナント機能を追加。端末では、従来提供していたソフトフォンに加え、SIP対応のIP電話機が新たにラインアップされている。

 また、IPコンタクトセンターの構築では良好なVoIPの音質確保のため、IPネットワークやIP電話を熟知したネットワーク設計が必須だという。このため、同社がネットワーク環境の評価・設計や、音声品質を評価するサービスを提供、スムーズな同センターの導入をサポートするとしている。

 CTstage 4i for .NET ソフトスイッチモデルの参考価格は、オペレータ20席、INS1500(23チャネル)1回線、オペレータ用ヘッドセット20セット、通話録音装置、UPS、Microsoft SQL Server、CTstageソフトウェアおよびライセンス(コールセンタ機能を含む)の構成で、1,625万円から。

 CTstage 4i for .NET ソフトスイッチモデルの出荷は2004年2月より行われる予定で、同社では年間1,500セットの販売を見込んでいる。



URL
  沖電気工業株式会社
  http://www.oki.com/jp/
  プレスリリース
  http://www.oki.com/jp/Home/JIS/New/OKI-News/2003/11/z03076.html


( 石井 一志 )
2003/11/11 19:26

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